2006-02-22 第164回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
それは周りが迷惑するから早うしてくれというだけではなく、中国は一方で今のレート維持をする中でもうぶくぶくと膨れ上がる外貨準備というふうな格好で不均衡を言わば、何というか、分担してしょっておる部分がございますが、これはまた中国の国益に照らして余り賢いこととは思えない部分がありますんで、自国の国益のためにも早くそこら辺を急いでくれというふうな政策協調が必要なのではないかなと思います。
それは周りが迷惑するから早うしてくれというだけではなく、中国は一方で今のレート維持をする中でもうぶくぶくと膨れ上がる外貨準備というふうな格好で不均衡を言わば、何というか、分担してしょっておる部分がございますが、これはまた中国の国益に照らして余り賢いこととは思えない部分がありますんで、自国の国益のためにも早くそこら辺を急いでくれというふうな政策協調が必要なのではないかなと思います。
その筆頭に挙げられるのは円切り上げ、すなわち為替の三百六十円固定レート維持が困難になってきた時点において、それに全く触れない白書を出したことでございます。国内外、民間でその必要性あるいは必然性が論議されていたにもかかわらず、為替当局の圧力に屈して説明を放棄したのがこの年の白書でございました。 とりわけ、今日問題になっておりますところの証券業界との関連もこの時代にまず始まりました。
かつて日本銀行は、田中内閣の列島改造論と為替レート維持に振り回されて、膨大な十兆円に上る過剰流動資金をつくり出し、狂乱インフレの基本的原因をつくり上げました。そしていま日本銀行は、あつものにこりてなますを吹くのたとえのとおり、一万数千件の倒産と百万人の私たちの仲間の失業者をみずからの政策目的としてつくり出しつつ、その効果によって賃金の抑圧をねらおうとしているのであります。
それは、少なくとも日本のいわばレート維持のための考え方を基礎に置きまして、アメリカにこれをやってもらいたいということを主張してきたものなんですが、たとえば、ホノルルで田中総理がお会いになったときに、一朝一夕にはいかぬ、しかしまあ三年ぐらい待ってくれれば日本は期待にこたえられるのだがと、こういうお答えをして帰ってこられておりますけれども、急速にその後円・ドルの関係が悪化をした、これは当面の問題として考
それで為替レート維持の問題と関連しまして、例えば輸出促進のためにいろいろな措置をとるとかいつた問題は、これは租税協定の外になりまして、日本のまあ国内法的な関係で必要があれば措置すると、この関係におきましてはそういう問題とは別個にもつぱらお互いの対等な譲り合によつて一つの結論を出そうと、こういうことでやつて参つております。
第三に、現在国内物価の対米比率から見て、三百六十円レートは実質的には五百円くらいになつていると言われておりますが、この財政方針では、如何に蔵相が通貨の安定を説き、レート維持を言明しようとも、維持困難になると思われますが、蔵相の所見をお伺いしたいと存じます。
反対する第一点は、本予算編成の基盤となつた政府の経済安定論は恐るべき謬論であるとともに、三百六千円為替レート維持策は日本の経済力に即応しない、デフレの無謀な施策であるということであります。
それで三百六十円レート維持の困難な條件といたしまして、何といつても第一番にはポンドの三割切下げ、この影響をこうむることであります。しかもその三割切り下げたポンド地域におきましても、まだまだドル不足に悩まされておるということが伝えられております。
それから第二点でありまするが、三百六十円の為替レート維持の條件はその限界に達しておる、積極的レートの維持方針はどうか、こういう御質問があつたと存じます。昨年秋の、ポンドを初めとする各国通貨の切下げ、最近における国際物価の低落傾向等によりまして、わが国産業——直接的には輸出産業は、相当合理化を要請され、また合理化の実績を着々と示して参りました。
次に、波多野君の質問に、為替レート維持の合理的手段というお話でありまするが、いろいろなものがございます。即ち我が国の経済を本当の自立経済に持つて行つて、而もデイスインフレの線に乘つて、低物価で良い品物を作る、安く良い品物を作ることが第一番であるのであります。各国との貿易協定の問題もありましよう。
今日の場合、吉田内閣において、為替レート維持に対するかわつた考え方を持たれる御意思がないかどうかということを、特に私はこの際お聞きしたいのであります。なおわれわれはここの際通貨安定の施策として管理通貨を考慮するの用意がないかどうかということについてもお伺いしたいのであります。 質問の第三点は農業政策についてであります。吉田内閣は、由来農業政策については、ほとんどこれを述べていないのでございます。
私は円為替レート維持が可能であるという合理的根拠を明らかにせられるものと期待しておつたのでありますが、併し世界が注視しておるこの一大問題につきまして、首相が述べましたところは次の三点に帰着しておるのであります。一つは三百六十円レート設定の当時は、三百円設、又は三百三十円設があつたにも拘わらず、将來の内外の経済環境を勘案して、適当なる線に單一為替レートを設定したのでありますということ。
○波多野鼎君 そうしますと、この三百六十円レート維持について余り樂観できないようなことに我々は考えざるを得ないので、すでに世間でも、外國の輿論などを見ておりましても、この三百六十円というのは、まあとにかく様子を見よう、この辺にして、先ず目標を決めて様子を見て、そうして世界経済、或いは日本経済の動き方によつて又変えようというようなふうの意味のものだという観測もあるわけです。
そうして國際経済参加のため、企業の合理化、國内物價水準の安定等の要請に應うるとともに、レート維持の可能性につき内外の信用を保持するに足る水準とすべきである。